ビリビリ電気ショック、ついにスタート!
さあ、始まりました『ビリビリでんきショック』。皆さん、でんき足りてますか?
いやあ、テンション上がりますね。今回の収録、タイトルもジングルもサムネイルも一気に揃えて、完全に“ビリビリでんきショック”っていうワードが脳内に刷り込まれました。
受験、家庭、そしてひと段落
ちょうどこの収録の時期が3月なんですけど、季節の変わり目って人の動きもありますよね。今年はうちの子供が、2人目の大学受験を終えて、ようやく大学生になれることが決まったんです。ありがとうございます、ほんと。
やっぱり受験って家庭内もピリピリしますね。怒号が飛び交う場面もありましたよ。どこを受けるんだとか、志望校どうするんだって話し合いから、受験費用のことまで。
ようやく全部終わって、うちの奥さんもひと息ついてます。塾の送り迎えに弁当作りに、ずっと頑張ってくれてたんで、今はちょっとホッとしてる感じです。
挫折だらけの大学受験時代
私自身の大学受験も、まあギリギリでした。行きたかった大学は全部落ちて、最後に滑り止めの滑り止めに引っかかったって感じです。でも、行きたかった学部には行けたんですよ。工学部の建築学科。今の仕事と近いことを学んでいました。
偏差値で言えば、高校は中の上くらい。まあ、悪くはなかったですけど、大学のほうはだいぶ下から数えた方が早いくらいでしたね。受験勉強、どこかで諦めてたんだと思います。集中しきれなかった感じがあって。
建築を学んで、現実を知る
建築って学んでるときはやっぱり設計を目指すんですよね。設計ってかっこいいってイメージもあるし。設計寄りのカリキュラムにしたり、ゼミも設計系にしたりしてました。
でも就活になるとわかるんです。あ、自分のセンスと実力じゃ食っていけないなって。うちらの時代、就職氷河期でしたから。求人も少ないし、設計事務所って基本は個人商店みたいなとこが多くて、そもそも募集自体がないんですよ。あっても「実務経験3年以上」とか。
入れても図面は書けても戦力にはならない。初任給も10万円台前半で、手取りなんかほんと少ない。よっぽど好きじゃないと無理な世界です。生活を犠牲にしてでも続けられる人じゃないと。
結局、私は設計の道には進まなかったんです。大学では設計を目指してたけど、就活を進める中で「これは無理だ」と思い始めて、一般企業への就職活動に切り替えました。
大学時代の原付がくれた自由
大学時代は坂の多い山の中に住んでて、どこへ行くにも徒歩で1時間かかるような場所でした。最初は自転車だったんですけど、無理すぎて、原付を買いました。高校卒業したてでお金もなかったけど、やっぱり原付って便利なんですよ。友達と街に出たり、山にツーリングに行ったり、すごく行動範囲が広がりました。
原付で静岡の方まで行ったりもしてましたね。もちろんスピードは出ないし、制限速度も30km/hしかないんですけど、当時はそれでも充分楽しかったんです。大学生活の中で、あれが一番楽しかったかもしれません。
リターンライダー、そしてハーレー
大学のときに原付に乗ってて「これは行動範囲が広がる!」って思って中型免許を取りました。お金がなかったから教習所じゃなくて一発試験で。何度も落ちましたけど、6回目でやっと取れたんです。
その後、結婚を機に一度バイクは手放したんですが40歳で熱が再燃して。リターンライダーって言うらしいですね、そういうの。子供がある程度大きくなって、自分に余裕が出てくると「もう一回乗りたい」って気持ちになるんです。
で、大型免許を取って、ついに買いました。ハーレーダビッドソン。ファットボーイっていうモデルです。もうね、見た目がザ・ハーレーって感じで、憧れだったんですよ。
腰を痛めてバイクを降りるまで
ただ、そのファットボーイ、2年ぐらい乗ったんですけど、腰をやっちゃって。あれ、前傾姿勢じゃなくて、後ろにふんぞり返るタイプなんです。高速道路とか段差があると、バーン!って腰に来るんですよね。あれで完全にやられました。私の乗り方が悪かったのかもしれないですけど。
乗ってるときは、やっぱり所有欲も満たされてました。ライダースジャケットもちょっといいのを買ったりして、カスタマイズも楽しんだり。けど、ほんとにお金はかかるんですよね、バイクって。
息子とバイクショップへ
今はバイクに乗ってないんですけど、最近嬉しいことがありました。息子と一緒に古着屋さんに行こうとしたときに、途中にあったバイクショップに「ちょっと寄ろうよ」って言われて。めちゃくちゃ嬉しかったですね。
もし息子に「バイク乗りたい」って言われたら、私は基本的に賛成派です。危ない乗り物ではあるけど、やっぱり世界が広がる乗り物でもあるんですよね。
学生時代の景色、今も思い出す
バイクに乗って友達と山に行ったり海に行ったり、東北まで泊まりがけでツーリングに行ったり。そういう経験って今でも色濃く残ってるんですよ。まさに青春でした。
大学時代、私はあまり悪さしなかったんです。バイクにも乗ってたけど真面目にバトミントン部とか入ってたし。坂の多い街で原付でガタガタ登って友達とツーリングして。今思えば、すごく健全な青春だったと思います。
自然に恵まれてて、乗り物に出会えて、友達とも過ごせて。そういう学生時代が今の自分の土台になってるのは間違いないですね。