原点回帰のラジオ出演
社会保険労務士法人エフピオ代表・浅山先生の「運がいいラヂオ」に出させてもらったんですけど、楽しかったですね。浅山さんもすごく楽しく話してくださって。あのとき、テンション上がってました。
出演したときの回は、6月4日と11日に記事にもしてもらっていて、エフピオさんの採用のページにも載ってます。リンクも貼っておくので、ぜひ見てみてください。音もちゃんとビリビリでんきショックのジングル入れてくれてたので、違和感あるけど嬉しかったです(笑)。
エフピオ浅山の運がいいラヂオ
「ビリビリでんきショック×運がいいラヂオ」スペシャル対談【ゲスト岡田電気工事勝谷さん】
続「ビリビリでんきショック×運がいいラヂオ」スペシャル対談【ゲスト岡田電気工事勝谷さんと奥様】
モンゴル出張、11年ぶりの再訪
最近、モンゴル出張に行きました。モンゴルに行くのは11年ぶりなので、けっこう変わってましたね。まず街が大きくなっててびっくりしました。
行ったのは首都のウランバートルで、気候はこっちよりも全然寒くて、今の北海道ぐらいの感じでした。朝はけっこうひんやりしてて、日中は20度ぐらいまで上がるんですけど、朝晩は5度ぐらいになるので、寒暖差がすごいんです。でもそのぶん、過ごしやすかったですね。
向こうの夏って短いらしくて、ちょうど今の時期から夏休みが始まっていました。学校は3か月ぐらい休みがあるらしいんです。ちょっとアメリカに近い感じですね。で、10月ぐらいからまた新学期が始まるみたいです。気候は乾燥してるので、唇もすぐカサカサになっちゃって。帰ってきたらこっちは梅雨でジメジメしてて、全然違うなって思いました。
市場視察としての渡航
今回は市場視察として行かせていただいたんですけど、建設業の現場や不動産関連の場所も見てきました。実際に建設現場にも足を運んで、向こうで電気工事がどうやって行われているのかを見学しました。
冬はマイナス40度までいくらしくて、建物の構造とか断熱とか、どうなっているのかすごく興味深かったです。ビルも住宅も一通り見せてもらいましたし、すごく有意義な時間でした。
地震がないから“柱が細い”
モンゴルでは地震がないらしいです。それが構造にもけっこう影響していて、柱が細かったんですよね。「地震ないから、これでいいんだよ」と現地の人に言われて。なるほどなって思いました。柱が少なくても広い空間を確保できるっていうのは、やっぱり地震がないからこその発想ですよね。
ただ、やっぱり安全基準は日本と比べるとまだまだだなと感じました。10階建てとか20階建てのビルでも、柵がないフロアがあったりして、これ大丈夫?って思うような場面も正直ありました。
配線の状況とかも見させてもらったんですけど「あーまだこういうところなんだな」と。日本の技術をそのまま持ち込んだら、かなり品質は上がるんじゃないかなと思いました。
電材は中国製が主流
向こうでは中国からの製品が多く使われてるみたいで、たぶん製品トラブルも日本製と比べると多いんじゃないかなという印象です。電気の安全性とか品質については、やっぱりまだまだかなと実感しました。
でも、知見を広げるという意味では、こういう視察って本当に大事だと思いますね。
日本人の“モンゴルのイメージ”
今回「モンゴル行くんだ」って日本の知人に話したとき「え、何しに?」ってリアクションが多くて(笑)。
たぶん日本人のモンゴルに対するイメージってチンギス・ハーンとか白鵬、朝青龍、それかゲルとか遊牧民くらいなんですよね。
確かにそういう面もあるけど実際に行ってみると思い描いていたイメージと全然違う印象を受けます。首都ウランバートルはかなり都会ですし。
ウランバートルは想像以上の都市
ウランバートルって、富裕層もいて建物も車も多いです。日本でもまだ見ないテスラのすごい車が何台か走っていたり、トヨタ車もたくさん見かけました。あのドラマ「VIVANT」の影響もあるのか、最近注目度も上がってるみたいですね。
ビルもコンクリート造りで、ちゃんと“街”って感じがしました。ゲルのイメージだけでモンゴルを語るのは、もう違うなと思いました。
女性が主役のビジネス社会
もう一つ驚いたのは、女性の社会進出の強さです。今回は現地の税理士の先生のネットワークでいろいろな企業を紹介してもらったんですけど、経営者や現地の税理士の方が、ほぼ全員女性だったんですよ。女性が本当に活躍している社会だなって印象を受けました。
なんで男性が少ないのかなって聞いたら、優秀な人たちは海外留学してることが多いみたいです。日本にもかなりの数が来てるって話でした。学力がある人は国外へ出たがる傾向があって、国内に残ってる人も、もし可能なら海外で働いてみたいって思ってる人が多いらしいです。だから、若い人たちの目線って日本よりも外を見てる感じがしました。
言語と文字の複雑さ
モンゴル語ってイメージしづらいんですけど、元々は縦書きの筆記体みたいな文字だったそうです。でも今はロシア語から来てるキリル文字を使ってて、ウランバートルではそれが主流。
英語も多少は通じますけど、言葉の壁はまだありますね。中国語の影響もあって、モンゴル語自体が失われつつある地域もあるみたいです。
観光地としての可能性
モンゴルって、旅行先としてあまり候補に上がってこないじゃないですか?日本人だったらやっぱりハワイとかヨーロッパが先に出てきますよね。でも今回改めて行ってみて「あ、これは旅行でも全然アリだな」って思ったんです。
とにかく自然が壮大なんです。もう360度、見渡す限り何もないんですよ。本当に地球の広さを感じるというか…。ゲルに泊まってバーベキューしたり、満天の星空を眺めるとか、想像するだけでワクワクしますよね。
聞いた話だとゴビ砂漠には泉や滝もあって観光地としても魅力的みたいです。ラクダに乗って砂漠を移動する体験もできるらしくて、行ってみたくなりますよね。
現地で遭遇したハーレー軍団
最後の日、ホテルの駐車場にハーレーがずらっと100台くらい並んでて、思わず「なにこれ!?」ってなりました。ホテルの食堂に行ったら革ジャンを着たバイカーたちがズラッと並んでて、圧巻でした。中国から来た方々だったみたいで、大陸を横断してモンゴルにたどり着いたみたいです。もうね、マッドマックスみたいな世界観でした。
あれを見て「大草原をバイクで走ったら気持ちいいだろうなぁ」って思いました。道も広いし、気候も良いし。ガソリンや水が切れるかもっていう不安はあるけど、逆にそれも含めて冒険感があるというか。これはいつかやってみたいなって思いました。
出張だけど学びと刺激の連続
移動だけでも前後1日ずつかかるので、実際に現地にいられたのは中3日ぐらいだったんですけど、その間ずっと予定が詰まっていて、暇なんて全然なかったです。
建設現場や求人状況の視察に加えて、現地法人の方や税理士の先生の紹介で、たくさんの経営者や専門家と会うことができました。本当に有意義な出張でした。
今回のモンゴル出張では建設のことだけじゃなくて、文化や価値観の違い、人との出会いから得られる刺激が本当に大きかったです。
日本にいるだけじゃ得られない視点が、いくつもありました。経営者としての幅を広げる意味でも、行ってよかったなと実感しています。今後にどう生かすか、しっかり考えていきたいですね。