ラジオが始まりました。
こんにちは。株式会社岡田電気工事の勝谷篤史です。
今回がラジオの初回収録です。おそらくこれが公開される頃には、番組のタイトルやサムネイルなんかも決まっていると思うのですが、収録時点ではまだ何も決まっていません。なので、この回の中でタイトルも含めていろいろ決めていけたらと思っています。
それでは改めて自己紹介をさせていただきます。私は、千葉市花見川区に本社を構える株式会社岡田電気工事で代表を務めています。会社は1965年創業で、地元を中心にもう60年近く続いている電気工事の会社です。
私自身は現在、社長として7期目を迎えていて、ようやく少しずつ慣れてきたところかなと感じています。
今回ご一緒しているリクライブの二宮さんとは、実はまだ4回ほどしかお会いしたことがありません。以前、朝山さんのラジオ番組に出演させてもらったときにご一緒させていただいたのが最初でした。その時は2週にわたって出演させていただいて、とても楽しかったんです。そのご縁もあって、今回こうして新しい番組をスタートすることになりました。
電気工事業界に来る前のキャリア
私が新卒で最初に入ったのはマンションデベロッパーの会社でした。いわゆる開発系の企業で営業として働いていたんですが、正直ちょっと自分がわがままだったのもあって半年ほどで辞めてしまったんです。
その後は少しゆっくりしながら仕事を探していた時期があって、その間は塾の先生なんかをアルバイトでやってました。子どもに教えるのはそれなりに楽しかったですね。
そして2社目に入ったのが不動産系の法人営業の会社です。そこでは9年間勤めました。勤務地は東京だったので都内の路線図に載ってるような駅にはほとんど行きました。たぶん、9割以上の駅には降り立ってると思います。駅から10分くらいの範囲を歩いて物件を見たり、現地を確認したりという日々でした。
電気の世界に飛び込んだきっかけ
その後、先代、つまり私の義理の父が経営していた岡田電気工事の話になります。当時すでに60歳を超えていて「そろそろ事業承継のことを考えてほしい」と声をかけられたんです。
でも正直、その時点では岡田電気工事に入るつもりはまったくありませんでした。電気のことなんて全然わからなかったし不動産の営業を続けたいと思っていたんです。ただ、30歳を過ぎたあたりで「そろそろ新しいことに挑戦してもいいかもしれない」と少し気持ちが揺れてきていた時期でもありました。
当時、会社の経営状況はあまり良くなかったのですが、それでも従業員の皆さんが一生懸命頑張っている姿を見て「この人たちと一緒にやってみたい」と自然と思えたんです。あとはやっぱり義父を支えたいという気持ちもありましたね。
【まさにゼロからのスタート】
岡田電気工事に入社してからの数年間は本当に大変でした。まず役職はつけてもらわなかったし年収も前職の半分に。しかもその頃はすでに子どもが2人いて、下の子がちょうど生まれたばかりというタイミングだったので家計的にもかなり厳しかったです。
それでも「やってみよう」と思って飛び込んだのが32歳のとき。業界のことも仕事内容も、何も知らない状態でのスタートでした。不安はもちろんありましたけど「とにかくやってみるしかない」と腹を括りました。
電気工事のイメージって、実はよくない?
今回ラジオを始めるにあたって「せっかくやるなら意味のあるものにしたい」という思いがありました。
というのも電気工事業界って世間からのイメージがあまり良くないと思うんです。「きつそう」「危なそう」って思われがちで、特に女性には「電気ってよくわからない」と感じられている印象があります。
実際、私自身も昔はまったく電気のことがわかっていませんでした。でも実際にやってみるとすごく面白くて建設業の中でも電気工事って“インテリな要素”があるんですよ。
力仕事だけじゃなくて知識や技術がしっかり求められる仕事。そういった部分にもっと注目してもらえたら嬉しいなと思っています。少しでも業界のイメージが良くなって、若い人や異業種の人にも興味を持ってもらえたらいいですよね。
このラジオを通じて、岡田電気工事のブランディングにも繋がっていけばいいなと思っています。社員の皆さんにも聴いてほしいですし、同じ地域や業界で働いている中小企業の方にも届いたらうれしいです。
タイトルが決まらない会議が、まさかの白熱
「スターデルタ」「安全ブレーカー」「チームボルト」「ボルトユナイテッド」などなど、いろんな案が出たんですけど、どれも一長一短というか。スターデルタは電気の専門用語でかっこよかったんですが、少し硬い印象もありました。
「安全ブレーカー」は逆に地味すぎるし。「電気ショック」みたいな親しみやすいタイトルの方が、覚えてもらいやすくていいのかもしれない、なんて話をしてました。
途中で、社名の話にまで飛び火して、二宮さんが「夢で社名を思いついた!」って早朝にメールをくれたんです(笑)。
「winvolt」とか「voltwins」とか、確かにかっこよかったんですよ。でもラジオのタイトルとしては少し気取りすぎかなって。むしろ「ビリビリ電気ショック」みたいなインパクトのあるタイトルの方が、面白そうだし覚えてもらえるんじゃないかと思ったんです。
「ビリビリする話をしましょう」っていう企画にもつながりますしね。
社員にも伝わる、“ビリビリする”ラジオへ
最終的には、社員の皆さんにも聴いてもらえるようなラジオにしていきたいです。
「このタイトルいいですね」って言ってもらえたらうれしいですし、会社のリアルな話、業界のあれこれ、働いてる人たちの想いなんかを、肩の力を抜いて届けていけたらいいなと思っています。