ビビッときたタイトルの力
「ビリビリでんきショック」って、最初はちょっとダサいんじゃないかなって思ってたんです。でも、やっぱり良かったですね。
初めて聞いてくださる方がいて、「毎週聞いてます!」って言ってくだる方もいて、カードに付けたQRコードからアクセスしてもらったりして。やっぱりインパクトがあるタイトルって大事なんですよね。
社内にも届く採用サイトにしたかった
採用サイトも、もう公開されている頃じゃないかと思ってます。まだ制作中ではあるんですが、ギリギリ間に合ったかなと。
右も左も分からないところからのスタートでしたけど、センスよく会社のことを伝えようっていう入り口が持てたのは大きかったです。求人のためだけじゃなくて、社員に経営の視点や会社の想いを共有したいという気持ちもありました。
ラジオやコンテンツを通じて、社員同士でも「こんな人だったんだな」とか「こんな価値観持ってたんだ」っていう発見があればうれしいです。この取り組みは、これからも続けていきたいですね。
採用って、社員を大事にすること
やっぱり採用っていうのは、新しい人を迎えるってことじゃないですか?それって今いる社員にとっても大事なことなんですよ。「人が増えることで、自分たちはどうなるの?」って不安に思う社員もいると思うんです。
でも、迎え入れる体制がちゃんとできていて「よかったね、仲間が増えたね」って素直に言える環境でありたいなと。だからこそ、社内にも目を向けていきたいんですよね。これからもそこは意識していきたいです。
「月刊ビリビリ図鑑」はリアル発信の場
新企画として「月刊ビリビリ図鑑」が始まります。最初のテーマは「現場の相棒」。工具や飲み物、人でもいいので、自分にとっての相棒を写真と一緒に紹介してもらいます。
こういうのって、僕がやると堅苦しくなっちゃうので、若いセンスに任せて、社員が楽しめる企画にしたいと思ってます。採用って、“こういうの知りたいでしょ”って押し付けるより、社員のリアルな声や日常が自然に伝わる方がいいですよね。
社内報っぽいけど、ちょっと違う。社外の人が見ても会社の雰囲気が伝わるし、社内の人が見ても「ああ、こういう考え方あるんだな」って感じられる。そんな媒体を目指してます。
6月は“安全”の月
あ、そういえば話は変わるんですけど、5月も末に差しかかってきて、建設業界ってちょっと暇になる時期なんですよ。でもそのぶん、6月は「安全」に取り組むタイミングでもあるんです。7月の初めに全国労働安全週間があるので、その前月には安全大会があちこちで開かれるんですよね。
僕もいくつか予定が入っていて、お客さんのところに行って、去年の災害事例の振り返りとか「今年はこういうところに気をつけましょう」っていう話をして。安全って、やっぱりみんなで意識を合わせないとできないですからね。
実はモンゴル出張に行きます
で、その6月の頭なんですけど、ちょっと海外出張に行くことになってまして。モンゴルです。電気工事会社なのに、なぜかモンゴル(笑)。実は、いつもお世話になってる会計事務所の先生にお声がけいただいて、知り合いの経営者の方たちと一緒に研修に行くことになったんです。
場所がモンゴルって言うと「なんでその国?」って言われるんですけど意外と良いらしいんですよ。タイとかベトナムみたいに日本市場が開拓しきってるわけじゃなくて、まだあまり目をつけられていないというか。そういうちょっと微妙な立ち位置が、逆にいいっていう話で。
今回のモンゴル出張ではビジネスだけじゃなくて、向こうの求人事情なんかも学べるみたいで、そこも楽しみなんです。他の国は全然違う価値観で人を採用していたりする。
だから、そういうのを肌で感じられたらいいなって思ってます。もちろん観光ではなく研修なので、しっかり学んで帰ってきたいですね。
社内ジム「益荒男」、爆誕!
あと、会社にジム作ったんですよ。「益荒男(ますらお)」っていう名前のジム。これも社員からの提案がきっかけだったんですけど、めちゃくちゃいい感じです。名前も「漢字がいいです!」って言われて(笑)。
健康促進が目的なんですけど、仕事終わりにコミュニケーションの場にもなっていて、思ってた以上にみんな使ってくれてるんですよ。ダンベルもベンチプレスもあって、意外と本格的で。元ジムトレーナーだった社員が選んだ機材なので、設備もなかなかしっかりしてます。
オープンは5月のゴールデンウィーク明け。みんな楽しそうに使ってくれていて「あれ持ってるの何キロ?」って聞いたら75kgとか言ってて、もう僕の体重と同じなんですよ。それを持ち上げてるんです。すごくないですか?
福利厚生で1番の手応え
このジム、本当に福利厚生としては今までで一番ヒットしてるんじゃないかって思っています。会社が駅から遠い場所にあるので仕事帰りにジム寄って帰ろうっていうのが難しい。でも、会社の中にあればちょっと寄って運動して帰れる。
今までいろんな福利厚生を考えてきましたけど、正直ここまで社員の反応がいいのは初めてかもしれません。「ジム導入してくれてありがとうございます」って言ってもらえて「あ、やってよかったな」って素直に思えるんです。社員の喜ぶ姿を見ると本当に嬉しいです。
“人”を中心に考える経営
結局のところ、今回の採用サイトのリニューアルも「月刊ビリビリ図鑑」も、ジムも、モンゴル出張も、全部“人”が中心なんですよね。新しく人を迎えるってことは、今いる社員のこともちゃんと考えなきゃいけないし、そうでなければ、どっちにも失礼じゃないですか?
だから、社員が安心して働けて、新しく入る人も「ここならやっていけそうだな」って思える環境を作っていきたい。そのために、これからもどんどんやっていこうと思ってます。
それではみなさん、今日もご安全に。

話し手
勝谷 篤史
株式会社岡田電気工事代表取締役
義父が経営する岡田電気工事の事業承継のタイミングで業界未経験ながらも転身。現在は同社の代表取締役として皆様のお力を借りなからなんとかやっています。