撮影が変える、現場と採用の空気

あの撮影が来る話になって、現場のメンバーに「今度撮影来るからよろしくね」って軽く話したら、最初はあんまりピンと来てなかったんですよね。証明写真みたいなの撮るんですよねって言われて、いや違うんだよって。幕張で撮ってもらった写真を見せたら、急にみんな興味持ち始めて、サッカーのユニフォーム着ようかなとか、髪型どうしようかなとか、色めき立ってきたんです。
宮沢さんが女性だって伝えたら、なおさらでした。基本男子校みたいな会社なので、女性が来るってだけでちょっと空気変わるんですよね。

1月公開予定で、電気工事の採用サイトに載せる「Around the 30」という企画を進めています。30代前後の社員を5人くらいピックアップして紹介する企画です。
今まで社員紹介ページがなかったので、どんな人がいる会社なのか分かりづらかったと思うんですよね。

ビリビリ図鑑はあったんですけど、今回それと合わせて、ちゃんと社員紹介ページが生まれる。写真もやっぱり大事なので、しっかり撮ってもらいます。みんなちょっとおめかししてきてほしいなと思ってます。

リスナーからのお便りと、ありがたい誤解

お便りをいただいて、本当にありがたいなと思いました。昔の同級生だとか、スタンガン持ち歩いてたとか、もうツッコミどころ満載でしたけど、人生で一度もスタンガン持ったことないですからね。完全に漫画の話です。

でも、番組をちゃんと聞いてくれて、ノベルティまで手作りしてくれたのは本当に嬉しかったです。QRコード付きのシールを作ってくれて、読み込むと採用メディアが開く。駅のベンチに貼りまくってほしいくらいです。
こうやって応援してくれる人がいるのは、素直にありがたいですね

採用は、動き続けて初めて見えてくる

今年はいろいろチラシも作りました。第一種電気工事士の実技試験のときには、4人でチラシ配りに行きました。フォーメーションを組んで、前衛にベテラン、最後に大学生の娘と若い派遣の子を置く形です。
第一種を受ける人たちは、業界にいる人ばかりなので、渡しても外れがない感じがありました。夏の第二種のときとは全然違いましたね。今回は100〜150枚くらい持って行って、配り切って、むしろ足りないくらいでした。
正直、まだ目立った反応はないです。

でもサイトを見てくれている人は増えていて、問い合わせ自体は前よりも増えました。児童養護施設のつながりで見学したいという問い合わせもあったりして、ちゃんと見られてるんだなとは感じています。タイミングって本当に分からなくて、だからイベントやチャンスがあったら、もうどんどんやっていくしかないなと思っています。

電気工事士試験のリアルな難しさ

第一種、第二種ともに、実技試験は初めてやると本当に難しいです。僕らは日常でやってるから簡単に感じるけど、初めての人は電線を切って剥くところから分からない。

試験は時間との戦いで、1時間以内に課題を仕上げないといけません。複線図を書いて、そこから実際にキットを組み立てる。内容自体はレベルが高いというより、電気工事をする上で最低限必要なことがちゃんと詰まっている試験だと思います。

大人になってから、学ぶことが楽しくなった

学生時代の勉強より、社会人になってからの学びの方が圧倒的に面白いです。仕事を通して覚えたり、電気がついた瞬間の「あ、できた」という体験があるからですね。

勉強しなきゃと思ってやると苦痛ですけど、自分の生活や仕事が豊かになると思うと楽しくなる。経営のことも、本を読んだり人の話を聞いたり、YouTubeを見たりしながら、どうしたら社員が楽しく幸せに働けるかをずっと考えています。それも立派な勉強だと思っています。

勉強は、仕事や人生につながっていく

歴史の勉強も好きで、日本史とか世界史をつなげて考えるのが楽しいです。子どもの教科書を見ると、改めてすごく分かりやすくて、意外と面白いんですよね。
学生時代はやらされてた勉強だったけど、大人になってから自分で学ぶと全然違う。知りたいから調べる、仕事や人生にどうつながるか考える。そうやって学ぶと、勉強って苦じゃなくなるんだなと思います。

本を一冊読んだら終わり、じゃなくて、いろんな人の話を聞いて、考え方を知って、自分の会社にどう取り入れるか考える。それが経営の勉強だと思ってます。
学生時代の勉強は、正直しんどかったです。でも社会人になってからの学びは、自分で選んでるから面白い。大人になってからの勉強って、そういうものじゃないですか。

ご安全に、そして学び続ける一年へ

ということで、今回は気づいたら大人の勉強の話に落ち着いてましたけど、これもビリビリでんきショックらしいかなと思います。
寒くなってきて、インフルエンザや風邪も流行ってますので、皆さん体調には気をつけてください。年末年始も安全第一で、楽しく過ごしましょう。

それでは、今週もご安全に。

話し手

勝谷 篤史

株式会社岡田電気工事代表取締役

義父が経営する岡田電気工事の事業承継のタイミングで業界未経験ながらも転身。現在は同社の代表取締役として皆様のお力を借りなからなんとかやっています。